こんにちは。Reno*山岸です。
今日はもうすぐ完成間近のSTITCH　NAKAMEGUROの現場に行ってきました。

今回はアクセントウォールの色決め。出勤前(朝8時）にお客さまにお越し頂き色を確認しました（汗）。お客さまは紺色と紫色の中間色を希望。青の塗料をベースに赤を少しずつ足していき希望の色にしていきます。

お客さま：「う～ん、もう少し明るい感じにしたいですね～。」
Reno*：「明るい感じですね。もうちょっと赤を足してみましょうかっ。」

などなど、お話をしながらどうにかこうにか希望の色が出せました！！
色が決まったところで、お客さまは御出勤っ！！

Reno*：「行ってらっしゃい！」

とお見送りをしたところで、塗装屋さんがローラーで奇麗に塗装を開始。

Reno*：「ちょっと待って下さい。」
職人：「へっ！？」
Reno*：「ローラーじゃなくて、ハケで塗ってもらえませんか！？」
職人：「ローラーじゃだめなの？」
Reno*：「ハイ。ローラーだと均一になりすぎて、奇麗すぎてしまうので・・・。」

こんな話を何十回も繰り返し、結局は伝えたいことが伝わらず、自ら塗装をすることに・・・（写真参照）。

伝えたかったことは、ムラのあるモコモコした壁にしたかったこと。均一でサッパリとした壁ではなく、お客さまが好まれる壁の雰囲気を出したかった。職人は奇麗に塗ることに関しては素晴らしく優れていますが、ある意味で下手な塗り方はやったことがないのです。職人に説明をして同じように塗ってもらったら「こんな塗り方があるんだ！おしゃれな壁ですね！」と、とても楽しそうでした。しかも感動している様子。職人と塗装した壁を見て、うんうんとうなずけるのはとても嬉しい事です。
 

アクセントウォールに塗料を塗ったところ。まだ乾いていないのでツヤが出ていますが、乾いてくると色も沈みマットな落ち着いた表情になります。奇麗に塗る方法もありますが、この様にある意味でヘタな塗り方をすると箇所箇所で塗料の厚みが変わり面白い表情になります。同じ塗料でも塗り方ひとつ変えるだけで様々な表情になる。こういうところもリノベーションの楽しいところですね！

お客さまは御出勤されたので、まだこの壁を見られていません。はやくはやくお披露目したいところです！（先にリノ*ブにアップしてしまいました。スミマセン・・・。）あと少しでナカメは完成。最後までがんばります！次回は完成したところをお見せ出来ると思います！ご期待下さい。